「信州のアール・ブリュット」連載第2回
2013-05-29
5月17日、信濃毎日新聞に「信州のアール・ブリュット」第2回が掲載され、当法人利用者の中島健吾さんの作品が取り上げられました。
掲載されたのは、満開の桜の絵です。毎回計算されたようにモチーフが配置されている中島さんの作品ですが、下書き作業は行われていません。直線を引くときも、定規が使われることはありません。水性ボールペンで線を引き、色鉛筆をぬり重ねて彩色、再び水性ボールペンで線をなぞって強調すると、中島さんならではの作品世界が完成します(実は白い部分にも色が塗られています)。
実物を見た方はその画材に興味を持たれるようですが、文具店でも容易に手に入る、ごく一般的な水性ボールペンと色鉛筆で描かれています。近々開催する「アイ・ワールド特別展 in 上高地」では梅の絵を展示する予定ですので、ぜひ間近で中島さんの世界をご覧になってみてください。
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